4歳娘のストレスサイン

森で遊ぶ子どもの後ろ姿 マインドフル育児

12月に入り、娘の様子に異変がありました。

お誕生日を迎えて4歳になり、楽しくお祝いをしたり、生活発表会で見事な劇やダンスを見せてくれたりしていた矢先だったので、あまりに突然のことでした。

顔を手で覆って泣いている女の子

じんましんが出た

まずは娘の体に湿疹が出ました。最初はお腹の辺り、だんだんと首すじや背中、腕にまで。

最初は乾燥かな?と思って保湿をしながら様子を見ていたのですが、徐々に範囲もひどくなり、掻きむしるようになったので、かかりつけの皮膚科の先生に診てもらいました。

じんましんとの診断で、乾燥や疲れが重なってるんじゃないかとのこと。数種類の軟膏と痒み止めの飲み薬をもらい、使い始めると徐々に快方に向かい始めました。

そういえば、夏にも足にじんましんができたことがあり、その時は外遊びを頻繁にしていて、虫刺されや日焼けの刺激によるじんましんだろうと言われていました。

でも今回はどうして?

風邪も引いていないし、保育所には毎日通っていたけど、特別に外出が多かったわけでもないのにな。何か引っかかるものが残りました。

突然の癇癪、攻撃的な言動

時を同じくして、娘の行動にも変化が出始めました。ちょっとでも気に食わないことがあると、「ママなんて嫌い!」「もう言わんで!頭がおかしくなる!」「もう遊ばない!」など、とても怖い顔で言ってきたり。「あー!!」と甲高い声を出したり、キックやパンチが出ることも…

これまではイヤイヤ期はあっても、手や足が出ることなんてなかったので、とてもショックでした。力も強くなっているし、意思もしっかりしてきているから、ピークの時はなだめることもできません。仕事で疲れてお迎えに行って、チャイルドシートに座らせようとしてもなかなか座ってくれず、傷つく言葉を次々に浴びせられると心も折れました。

今まで寛容に育ててきたつもりだったのがよくなかったのか、自分の関わりが間違っていたのか?と思い詰めてしまい、嵐がすぎるの待つように呆然としてしまうこともありました。

パパも心配して、どうしちゃったんだろうと顔を見合わせる日々が続きました。

ストレスサインだと気づいた

ある日、保育所の帰りに、車に乗った途端にまた不機嫌が始まり、キックしてきたり、大声を上げる娘。「なんでそんなこと言うの?ママ悲しいよ。何か嫌なことでもあった?」など何度も声をかけても、反抗的な言葉を繰り返す娘。でも、それからしばらくして、「ママに会いたかったんだもん」と泣き出したのです。

寂しかったんだ…「寂しかったんだね、気づかなくてごめんね。ママもお仕事しながら◯◯ちゃんのこと考えてたよ」と抱きしめました。

また別の日、寝る前の少しうとうとした瞬間。ふと、「もうすぐ⬜︎⬜︎(年中)組さん?」と聞いてくる娘。「まだだよ、なんで?」と答えると、「だってね、頭がいっぱい、はっぴょうかいとか、うんどうかいとか、びょういんとか」と言うのです。(その日は保育所の後、歯医者さんの定期受診もしていました)

今でも忙しく感じているのに、5歳になったらもっと大変になるのではないかと不安になってしまったのかもしれません。娘を抱きしめながら、こんなにいろんなことを、まだ4歳になったばかりの小さいからだで抱えていたんだと、胸が締め付けられる思いでした。

泣いている子どもを優しく抱きしめる母親

大人のストレスも感じとっている

そして、この頃、前回の記事でも書いた”行き渋り”が見られたように、私自身のストレスフルな状況が1〜2ヶ月続いていたのです。仕事関係の悩みだったし、娘にはわからないようにしていたつもりだったのですが、家でも気がつくと仕事のことを考えている時間がとても多かったし、娘は寂しさを感じていたのだと思います。

娘にこんなに辛い思いをさせてしまう前に働き方を変える必要があったと今となっては感じていますが、やっと年内での退職を決めたところでした。これからは家のこととヨガを少しずつ伝える仕事をしていくので、今までより心に余裕を持って娘との時間を過ごしていきたいと思っています。

(これを書いている今は、職場を退職して2日目、年末年始のお休みを家族3人で過ごしています。娘はたくさん抱っこ〜と甘えてきますが、癇癪もじんましんも穏やかになっています)

子どももストレスを抱えている

キッズヨガの受講中、どんなに小さな子どもでもストレスってあるんですよと師匠が言っていました。そのことを身をもって理解しました。

4歳はストレスをストレスとして自覚できる段階ではありません。そのため娘は、なんだかわからない感情と向き合って、対処の仕方がわからなくて言動が荒ぶったり、からだのバランスに負荷がかかって身体症状(今回はじんましん)として現れたのです。

娘は全身でそのことを伝えてくれました。

娘に心配や不安な思いをさせないためにも、私自身のストレスもケアしながら、これからは過ごしていきたいと思います。まずはこの年末年始を、家族でたっぷり、のんびりと過ごしたいと思います。

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